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大和川と人々

昔も 今も…、
大和川とともに歩んできた
人々とストーリーを
紹介します!

大和川物語

大和川の近くで生まれ育ち、
大和川を見てきたスミばあちゃん

見片スミ子さん/83歳

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昔は、洗面器いっぱいのしじみが取れました。はまぐり、あさり、マテ貝や白魚やエビも取れて、夕ご飯のおかずにしてました。
貸しボートがあって、それに乗ったり、オニヤンマ(トンボ)を石と石で結んで飛ばして引っかけて、よく遊んでいました。
それが、生活排水が垂れ流しされて、日本一汚い川になって、水が濁り川も臭くなっていきました。

2000年から、大和川再生のために地域の皆さんと清掃活動やしじみ放流などしてきました。今では、水質が日本一きれいになったと聞いて、喜んでます。

あの頃のように、しじみやはまぐりが取れる昔の大和川になるといいなと思っています。

創業100年以上の大和川にある釣具屋「伊勢吉」

山本栄一さん 91歳

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小さい頃は、綺麗な川で敷津浦小学校にプールがなかったから、ロープを引いて、大和川で水泳の授業をした。死亡事故も多くなり遊泳禁止になった。

下水処理場がないから、ポットン(汲み取り)便所を船につんで、大和川の沖に流したり、豚や牛が流れてきたりすることもあり、そこにハエやウジがわいてた。
日本一汚い川になったが、最近は、綺麗になりすぎて魚が減った。ボラに言わせると川がきれいすぎる。水が汚いと魚がわくや(笑)

第1回目の大和川再生の河口祭りからやってる大和川の清掃活動は、ここから始まった。
大和川と共に、人生を歩いてきた。

21年間 大和川の陶板画ストリート制作を指導

大阪府立港南造形高等学校
松村理身先生

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2002年に80メートルもの壁を
陶板で飾る?本当に?

長さ80メートルと言う壁に陶板画を生徒が手がけるのは、初の試みであり膨大な労力がかかる事が予想されました。

その夢のような計画実現のために、プロジェクトが始まり、南港版「プロジェクトX」がスタートしました。

21年間、生徒や地域の人に指導し制作し続け、全長600メートル約4000枚の陶板画までになりました。

それぞれの陶板には、物語があります。今年で最後になるはずだった陶板画の鯉のぼりを生徒と仕上げました。

 

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